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天満橋・谷町四丁目の脳神経外科・リハビリテーション科・内科クリニック

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2022.06.28 リハビリテーション

転倒しない身体をつくりたい

脳卒中の方々は、手足の麻痺だけだは無く、どうしても身体の軸が歪んでしまいます。
高齢になった方々は、長年の疲労と加齢から、どうしても背骨から骨盤に負担が掛かり歪んでしまいます。

身体の軸が歪んだまま生活することは、【痛み】や【痺れ】や【変形】を増幅させていきます。


そこで、

『どうしたら脊柱の緊張を緩和させ「身体の軸」を調整できるのか』
『転倒しない「身体の軸」をどうつくり、どう機能させるのか』

私は、いつも、考えていました。


高齢者の方々の姿勢を横から見てみると、

骨盤は倒れ、膝は曲がり、背筋も丸くなって…、肩も内側に撒いて… 
歩く時も骨盤が倒れていることで、振り出した足は踵から床に接地できず、足底全面で着地するため、
歩幅が狭く、足がそろいやすく、腕も振れないため、バランスも崩しやすく、転倒しやすい… 

実は、非常に大きな悪循環になっていることがわかります。


『骨盤さえ立てる事が出来れば、膝は伸び、歩幅も広くなり、地面にキチンと踵から接地できる』
『踵から接地出来れば、足裏は弧を描くように転がり、つま先で地面を蹴って推進力に繋がる』
『姿勢さえ改善すれば、グイグイ前に歩けるようになって、転倒しにくくなるはず』

どうしたら良いのだろうか…

私は、いつも、そう考えていました。


私は、転倒しない「身体の軸」を作るには、大きく2つのポイントがあると考えています。

1つ目が、「背骨に柔軟性を発揮させること」。
2つ目が、「足の浮腫みをなくすこと」。

この2つです。

①背骨に柔軟性を発揮させる「シンクロウェイブ」

転倒しない「身体の軸」を作るポイントの1つ目は、「背骨に柔軟性を発揮させること」です。


「身体の軸」を作るために筋力は重要です。

しかしながら、私は『筋トレ』よりも『背骨の柔軟性』を発揮させる方が重要だと考えています。
実は、「固い棒のようになった背骨」を取り巻く筋肉を、「筋トレ」で鍛えていく事は非常に難しい。


確かに、理論上は、等尺性運動による『筋トレ』も効果はあると思います。
ただ、等尺性運動だけでは、患者さんのモチベーションが長く続かないコトも珍しくありません。


加えて、療法士にも【上手】【下手】があり、【上手い】療法士に当たると症状は改善できても、
未熟で【下手な】療法士が施術を行なってしまうと、逆に症状を悪化させてしまいかねません。

(当院の療法士の腕はピカイチですので、ご安心ください。笑)


そもそも、背骨(脊柱)というのは、生理的に湾曲しています。

首は前に凸、胸は後ろに凸、腰は前に凸、お尻は後ろに凸に、それらは滑らかにカーブを描いています。
それを【生理的湾曲】と言います。

二足歩行するためのショックアブソーバーのような感じです。


その脊柱の生理的湾曲運動(ショックアブソーバーとしての運動機能)の正常化を簡単に、
短時間で気持ちよく促す事が出来るならば、全身で歩行時の衝撃を吸収する事ができ、
本来の背骨(脊柱)の持っている姿勢制御機能は向上するはず・・・、

そうしたらバランス能力の向上にも繋がり、いざという時に転倒するのではなく、
姿勢制御機能が良い感じで機能する事で、瞬発的にバランスが取れ、安定性が向上するはず・・・、
どうにか安定して、簡便に、短時間で気持ちよく、「身体の軸」である背骨を調整できないものか…


そのように色々と考えを巡らせていた私の頭を、極めてクリアにしてくれる方法が、見つかりました。
「背骨に柔軟性を発揮させること」を目的とした、最善の方法が見つかったのです。


それが、当院のリハビリテーションルームにある【シンクロウエイブ】です。


【シンクロウエイブ】は、脚からの回転刺激により、股関節は縦回転を、腰は左右に振る事で脊柱の動きを誘発し、体幹のみならず、手足の関節周囲の筋緊張を連鎖的に解すことが出来る、素晴らしい医療機器です。

【シンクロウエイブ】は、わかりやすく言えば、『強制的に全身で金魚運動を行う装置』とでも言いましょうか。笑

三半規管の弱い方や、膝関節・股関節が固まってある方の中には、苦手な方もおられるかもしれませんが、使用後は、背骨の回旋能が上がってしなやかになり、結果、足が降り出しやすくなり、背中の嫌な緊張がほぐれます。


この【シンクロウェイブ】のことを知った瞬間、一発採用するに至りました。


全くの余談ですが、ゴルフの前の日に「ちょっとシンクロウェイブさせて」と来る友人がいます。
少しだけスコアが良くなるらしいのですが…。ホンマかいな…。苦笑


②足の浮腫をなくす「エアマッサージャー」

転倒しない「身体の軸」を作るポイントの2つ目は、「足の浮腫みをなくすこと」です。


足の浮腫は、歩行に対する足枷となってしまいます。

そもそも、脚は、心臓から遠く、立つと下の方にあるため、血液が滞りやすい部位でもあります。

脚(あし)、特に『ふくらはぎ』は【第2の心臓】とも言われており、
歩く度に血液を心臓に送るポンプの役目を担っています。

歩くという運動は『ふくらはぎ』の筋肉の運動で、
下半身にたまった静脈血を心臓に押し上げる作用を促進し、脚の血流も上げます。

そのように「脚」は、身体にとって重要な役割を果たしています。


脳卒中の方は、この「脚」に、悩みを抱えていらっしゃいます。

脳卒中で麻痺した手足の神経には、どうしても脳からの指示が入り難く、
結果として指示を待つ筋肉は作動できず、本来は血を押し流すポンプ作用がある、
筋肉の役目が果たせないのです。


また高齢者の方も、「脚」には悩みを抱えていらっしゃいます。

高齢者は、飲水すると組織に漏れ出し、下肢に貯水してしまうので、水分が下肢にうっ滞し、
脚がパンパンに浮腫み、横になると、脚に溜まった水分が上に戻ってきて、頻尿となるので、
頻尿がしんどいので水分を制限してしまわれ、脱水傾向になりやすいのです。


とにかく足を何とか軽くできないか!
引きずったように歩く歩容をどうにかして改善させたい!
転倒のリスクしかない歩容を何とか改善させたい!
なんとか脚を軽くしたい!

そう思うようになったのは、以前働いていた病院で、
手術後にリンパ浮腫になった患者さんに携わった経験からです。


弾性ストッキングを履くのも一苦労だし… 日によってムクミかたが変わるし… 
懸命にリンパマッサージをする療法士も疲弊して音を上げるし… 
引き受けた以上は、結果を出したいけど… 
脚のむくみに対し、療法士の手に勝るものは無いのかもしれないけれど、疲弊させて継続が難しい….
 

当院を開院するにあたっては、足の浮腫の解消に効率的な、
エアマッサージで血行促進させる「エアマッサージャー」を取り入れました。

現在、当院のリハビリテーションルームにて、来院される方々の足の浮腫解消に役立っています。



今回は、「転倒しない身体をつくりたい」というタイトルで、
当院の「シンクロウェイブ」と「エアマッサージャー」についてお話をさせて頂きました。

次回の更新を、是非お楽しみにお待ちください。

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